自己愛性人格障害は詐欺師に多い?
自己愛性人格障害の人は虚言癖を持っている人も見られますが、「詐欺師」と呼ばれる人は居るのでしょうか。
自己愛性人格障害の詐欺師
自己愛性人格障害の人はもし何か問題を起こしたとしても、自分が悪いとは思わない為、謝罪する事はありません。自慢話が大好きで、時には自分を大きく見せるために嘘をつきます。それが詐欺師に繋がる事はあるのでしょうか。
まず、詐欺師によくある心理状態について紹介すると、「いつも自分が中心で居たい」という極端に自己中心的な特徴を持っています。この特徴に虚言癖が加わり、「詐欺師」として人を騙し、自分にとって有利な方向に他人を巻き込みます。
極端な目立ちたがり屋は上手く行っているときはまるでスポットライトを舞台の上で浴びているように、恍惚とした気持ちに浸れますが、
何か問題を起こしたり失敗をする事によって注目されなくなったり、経済的に追い詰められたりすると詐欺などの犯罪に手を染めます。
自己愛性人格障害の人の場合も、他人から注目される事が好きな上に、自分が抱いている理想的な自分になる為に嘘をつきます。時には学歴や資格、職歴等も偽り、金銭面でも全く困っていないように振舞いますが、実は金銭的に追い詰められている事もしばしばあります。
この状況から脱する為に、金銭目的で「詐欺師」として犯罪を犯してしまう可能性は十分に考えられます。自己愛性人格障害の人は、自分のいいなりに出来る人を身近に置く為、その人が詐欺被害のターゲットとなってしまう可能性もあります。
犯罪者になる事を防ぐ為に
詐欺行為を働いてしまえば、いつかは警察に捕まり、何らかの裁きを受ける事になってしまいます。その為、犯罪を犯してしまう様な状態になる前に、自己愛性人格障害である事が分かった時点ですぐにカウンセリング等を受けて、症状を抑える様に対処するべきです。また、それをサポートしてくれる人も身近に居れば、より効果的でしょう。
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