自己愛性人格障害の人によるつきまとい
自己愛性人格障害の方は、その性質から、障害ではない方々には理解できないような行動をとる事もあります。
その1つが「つきまとい行為」でしょう。いわゆるストーカー行為のことです。
ここでは、自己愛性人格障害の方のつきまとい行為について考えていきましょう。
自己愛性人格障害によるつきまとい行為
自己愛性人格障害の方がいわゆるストーカー、若しくはその一歩手前になるというケースは少なくありません。
好きになった相手に断られたとしても、沢山メールを送ったり、後をつけて家を特定したり、エスカレートすると嫌がらせを始めるようになります。
そして、世間で知られているように、例え本人に嫌がられたとしても誰かに二人の仲を邪魔されているのだと曲解します。
自己愛性人格障害について知識がある方なら、この辺りで、なるほど・・・と納得するのではないでしょうか。
何故つきまとい行為をするのか
自己愛性人格障害の方がつきまとい行為をするようになる原因は、障害の特徴が大きく影響しています。
まず、自己愛性人格障害だと他人の気持ちを推し量るということをしません。そのため、相手に嫌がられているなど夢にも思わないのです。
こんなに自分が好いてるんだから、向こうだって好きなはずだとさえ思います。
そして、断れた場合は、誰かに邪魔をされているんだと他人の所為にします。若しくは、自分の気を引くために冷たくしてくるのだと曲解します。
危険なのは、自己愛性人格障害の方が、相手に拒絶されていると理解してしまった時の方かもしれません。そうなると逆恨みをし、相手に危害を加えたりするようになります。自分を受け入れない相手のことを許せなくなるのです。
これが、エスカレートしたストーカーが嫌がらせ行為に走る原因でしょう。
自己愛性人格障害と思われる人からのつきまとい行為が始まったら、早急に周囲に相談するなどして、自分の身を守りましょう。
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