自己愛性人格障害のタイプ・分類
一口に「自己愛性人格障害」と言っても、タイプによって特徴が異なります。
それぞれのタイプと特徴について紹介します。
自己愛性人格障害のタイプ
自己愛性人格障害のタイプは以下の様に大きく2つに分類出来ます。
無関心型(無自覚型)
他人の反応に無頓着であり、自分に夢中である。
過敏型(過剰警戒型)
他人の反応に敏感であり、傷付き易い。
これは「自らが持つ誇大的自己がどの様に処理されて表現されているか」で分類されています。どちらのタイプも「ありのままの自分」を受け入れる事が出来ず、「自分は特別な人間である」と思い込んでいます。
※無関心型と過敏型の詳細については「軽度の自己愛性人格障害」のページを、無自覚型と過剰警戒型の詳細については「自己愛性人格障害のタイプ」のページを参照してください。
その他の分類
心理学者であるセオドア=ミロンは自己愛人格に見られる特徴を元に、以下の5タイプに分類しています。
反道徳的ナルシスト
良心に欠けている。無節操、傲慢で、人を物の様に扱う。支配的で人を軽蔑する。執念深い詐欺師である。
多情的(好色的)ナルシスト
性的に魅惑的であり、心を引き付け、思わせぶりである。快楽主義的な欲望に耽るが本当の親密さには無関心。貧乏な人やうぶな人を魅了し操る。病的に嘘つきで人を騙す。
代償的ナルシスト
自尊心の欠如や劣等感を中和もしくは相殺する事に努める。自分は優れており特別で賞賛されるべきであるという幻想を生み出す事で自己の欠損を補おうとする。
エリート主義的ナルシスト
偽りの業績や特別な子供時代の体験により、自分は特別な能力を持っていると信じている。恵まれた良好な社会生活を求め、他人とは自分が特別な地位や優越が得られる関係を築こうとする。
狂信的ナルシスト
自尊心は幼少期に捉われており、誇大妄想的傾向があり、全能の神であるという幻想を抱いている。他人から支持されない場合は、壮大な使命を持つ英雄の様に崇拝される人物の役割を担おうとする。
どのタイプでも共通している事は「自分は特別な人間である」と思い込んでいる事に変わりはありません。
スポンサーリンク
関連ページ
- 特徴(恋人や家族など)
- 顔つきの特徴
- 特徴:嘘
- 被害妄想
- 女性の特徴
- 男性の特徴
- ターゲットにされる人されない人
- 謝らない?
- 演技性人格障害との違い
- 口癖
- 軽度
- 詐欺師に多い?
- タイプ
- 取り巻きがいる場合
- 能力
- 犯罪者になりやすいのか
- 併発しやすい病気・障害
- 魅力的なのか
- 子供
- 老人
- サイコパスとの違い
- パワハラ・モラハラ
- マザコンが多い?
- 自慢話が大好き
- 暴力
- 共依存
- 相性や恋愛
- 適職
- 洗脳
- 仕事との関係
- 記憶障害
- 前頭葉
- 嫌われ者
- 被害者ぶる
- 人を切り捨てる
- 理解力
- 嫌がらせ
- 妄想
- 表情や立ち振る舞い
- 人の話を聞かない
- 生き方
- 依存
- 暴言
- 美人やイケメン
- 怒り方
- 言い訳
- なぜ偉そうなのか
- 空気が読めない?
- 逆恨み
- スケープゴートを作る
- 嫌がること
- 虚言癖
- 共感能力
- 負けず嫌い
- 逆切れ
- 謝れない人は病気?
- 行動パターン
- 外見・見た目
- 抑うつ型
- 脳内変換
- イライラやストレス
- エリート意識
- ごますり
- つきまとい
- ドタキャン傾向
- ネガティブ思考
- 人をバカにする
- プライド
- 他人のプライベートを探る
- プレゼントを渡す意味
- ペットへの扱い
- メールの仕方
- 豆腐のメンタルで打たれ弱い
- わざとらしい
- 悪口
- 違和感
- 飲み会
- 演技
- 外面のよさ
- 他人への甘え
- 距離感
- 愚痴
- 人を見下す
- 現実逃避
- 変わった言動
- 嫉妬
- 笑い方
- 真似をする
- 責任感
- 全能感
- 操作型
- 損得勘定
- 知能
- 粘着質?
- 偏食
- 母性
- 敵と味方の区別
- 友人関係の特徴
- 幼児性
- 理想化と脱価値化
- 裏切り
- 冷酷か
- 劣等感
- 露出
- 浪費
- 話が長いか
- 話が通じないのか
- 傲慢である
- 中学生
- 中年期の危機
- 病気を認めない
- 10代
- 20代
- 30代〜40代
- 50代〜60代
- ギョロ目か
- キレるときは
- クズなのか
- ナルシストか
- ファン活動に熱心になりやすい
- 自分のメリットにならないことには興味がない
- 主張は矛盾している
- 他人を利用する
- 迷惑をかけられるとき