自己愛性人格障害の表情や立ち振る舞い
自己愛性人格障害の人が他人に見せる表情や立ち振る舞いには共通した特徴があります。
自己愛性人格障害の人の表情
自己愛性人格障害の人は爬虫類の様な顔をしている場合が非常に多く、笑顔になっても目が据わっている為、勘が鋭い人はすぐに「何となく嫌な感じ(嫌悪感や不快感)」を抱きます。
また、自己愛性人格障害の人は相手によって表情をコロコロと変えます。自分よりも上の立場であると思っている人や初対面の人には笑顔を見せますが、自分よりも下の立場であると思っている人や貶める為のターゲットにした人に対してはじっとりとした目つきで凝視したり、馬鹿にしている様な半笑いの表情を見せます。自己愛性人格障害の女性の場合は般若の様な顔で睨みつけてくる場合もあります。
他人が不幸な目に遭ったり、他人が傷付いている姿を見ると、ニヤニヤとした笑顔や無邪気な子供の様に目を輝かせた笑顔になります。
また、自慢話をする時や他人に説教する時には得意げな表情になります。
自己愛性人格障害の人の立ち振る舞い
自己愛性人格障害の人は常に「理想の自分」「他人から評価される自分」である為に、立ち振る舞いがわざとらしいオーバーな動きになり、まるで演技をしている様に見えます。
何をするにしても周囲の人にアピールする様に振る舞い、目立とうとします。
他人に親切な事をする時も自己顕示欲の強さが感じられる様なわざとらしさがあります。
また、憧れている人の仕草を真似たり、年下の人に対して大物である様な態度を取ったりする場合がありますが、それに見合った才能や実力を持たずに表面だけを取り繕っているので、勘が鋭い人がその姿を見ると非常に滑稽に感じます。それでも自己愛性人格障害の人は自信満々に振舞う為、表面的な姿しか見ていない人は勘違いをしてしまう事があります。
時には褒められる事を期待して謙虚な人を演じようとします。しかし自慢話や他人を見下す発言が多く、自慢話の内容について褒められないと不機嫌になる為、言動に矛盾が生じます。
自慢話をする時は声が大きくなり、もったいぶった言い回しや難解な表現をしますが、その内容は大げさで嘘が混ざっている事が多いです。
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