自己愛性人格障害の外面のよさ
自己愛性人格障害の方と深く関わってしまった場合に悩まされるのが、自己愛性人格障害の方の外面の良さかもしれません。
ここでは、自己愛性人格障害の方がどういう風に外面がよく、それがどう周囲に影響するかご説明していきます。
自己愛性人格障害は外面が良い
自己愛性人格障害の方は、外面が良いという特徴があります。自分より立場が上の人に対してはとても感じがよく、礼節をわきまえた行動をします。また、初対面の人や自分の立場を脅かす恐れのない人に対しても、親切に接します。
職場ではその傾向が顕著で、ほとんどの同僚や上司には親切で優しいのに対し、ある1人に対しては周囲には悟られないようないじめをしていたりということもあります。
ターゲットが職場ではなく、家庭内にいる場合は、外ではとても評判が良いのに、家に帰ると鬼のようになるということも珍しくありません。
自己愛性人格障害は自分を英雄視しているため、人には好かれた方が都合が良いのです。そのため、他人に対してこういった態度で接する事ができます。
周りへの影響
外面の良い自己愛性人格障害の方にターゲットにされている方は、どれだけ苦しめられていても、周囲には理解してもらえずどんどん苦しむことになります。人に訴えてみても「あの人良い人だよ。」と言われてしまうと、どう対処もできません。
こういった場合、信頼できる相手にしっかりと相談をすることが必要になります。
家庭内にターゲットが居る場合、職場でボロを出す事が少なくなってしまうため、発覚するのが難しくなります。
もしも、職場内にターゲットが居る場合、時間はかかるかもしれませんが、いずれ外面は良くても腹黒いという風に、自己愛性人格障害の方の行動が周囲に露呈してしまいます。
ターゲットにされてしまった場合は、周囲からの信用を得ることができるように行動をしましょう。それが後々武器になります。
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