自己愛性人格障害の人のやることはわざとらしい
自己愛性人格障害の方の言動は、しばしば周囲の方々から見ると、わざとらしく恥ずかしいものだったりしないでしょうか。
何故、自己愛性人格障害の方はそういった行動に出てしまうのでしょう。ここでは、自己愛性人格障害の方のわざとらしい言動について掘り下げていきましょう。
自己愛性人格障害のわざとらしい言動
自己愛性人格障害の方は、例えばドラマや漫画に出てくるようなセリフを平気で口にしたり、仕草をしたりします。
よくメディアで紹介されているようなテクニック等も使ってくるでしょう。しかも、それがおかしなタイミングだったりすることもしばしばです。
周囲から見ると、特に悪影響はなくても、なんだか恥ずかしい気分になるような言動だったりするわけですが、本人は気づいていません。
何故わざとらしい言動をするのか
自己愛性人格障害の方は、人よりも目立ったり、魅力的でいたいと考えています。そのため、ドラマや漫画を見て、かっこいいと思ったセリフや行動を真似たりします。
また、テレビや本などで、「こういう時はこうすると良い」のように紹介されていると、それをそのまま実際の生活で取り入れたりします。しかし、あまりタイミングがわかっておらず、多用するため、わざとらしく、恥ずかしく見えてしまうのです。
自己愛性人格障害ではない方であれば、テレビなどでは多少誇張していると理解していますし、自分が周囲にどのように見えているか、ある程度なら観察することができますから、あまりそういう行動には出ないでしょう。もしも、やってしまった時には、周囲の反応から、今のはわざとらしかったと学習することができます。
しかし、自己愛性人格障害の方は、周囲が自分をどう見ているかというところまで、考えが及ばないため、わざとらしい言動を繰り返してしまうのです。
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