自己愛性人格障害の幼児性

自己愛性人格障害の幼児性

自己愛性人格障害の幼児性

自己愛性人格障害の方々は、周囲から見ると我慢がきかず、とても子供っぽく見えることがあります。大人であればできるような判断も、自己愛性人格障害の方ではなかなか難しいということもあるでしょう。

 

ここでは自己愛性人格障害の幼児性について、ご説明していきます。

 

自己愛性人格障害と幼児性

自分は特別な存在で、人よりも優れているといった妄想は、幼少期に誰しも一度は持つことがあるでしょう。すべてが自分の思い通りになり、思い通りにならないときは大暴れをすれば周囲が言うことを聞いてくれたり、構ってくれたり、常時褒められたりという経験を幼少期にしたことがあるという方は少なくないのではないでしょうか。

 

幼少期にそういった時期があり、自分を特別な存在だと思ったとしても何ら問題はありません。度を過ぎていなければ、寧ろ微笑ましくも見えるくらいです。

 

しかし、自己愛性人格障害の方というのは、そういった誇大妄想を大人になっても抱えてしまっています。そのため、周囲から見ると幼児性が高く、まるで駄々をこねる子供のように見えたりするのです。

 

自己愛性人格障害の人が幼児性を覗かせる時

自己愛性人格障害の方の幼児性を感じるのは一体どのようなときなのでしょうか。一番わかりやすいのは、彼らの思い通りに事が進まず、なんとかして思い通りにしようとしているとき、若しくはどうしても思い通りにならずにイライラしている時でしょう。

 

そういった時、まるで子供のように周囲に当たったり、怒鳴ったりするようなこともあります。

 

また、幼児的な万能感を常に抱いているため、まるで子供が自分をテレビのヒーローだと思っているのと同じような言動を繰り返します。

 

周囲からはあきれられていたり、変わった人だと思われていたりするのですが、本人はそれに気づくことはあまりないでしょう。

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