自己愛性人格障害の人が被害者ぶることも
自己愛性人格障害の人はターゲットにした人を貶める為に被害者ぶる事があります。また他人の言動に過敏に反応して被害妄想を抱き、攻撃的になる場合もあります。
被害者だと思っていたら加害者だった
自己愛性人格障害の人が貶める為のターゲットを見つけた場合、周囲の人間には愛想良く振る舞い、良い人を演じます。時にはターゲットの為に尽くしている事やターゲットの事を褒める場合もあります。
本性を見せるのはターゲットに対してだけです。周囲の人間には分からない様に嫌がらせを行います。
ターゲットの人が被害を周囲の人間に訴えかけても「気にしすぎだろう」「あの人は酷い事をする人ではない」と取り合ってもらえません。自己愛性人格障害の人が印象操作を行っているからです。
ターゲットが何度も被害を訴えかけると、自己愛性人格障害の人は「自分はこんなに面倒を見てあげているのに恩知らずだ」と被害者ぶり、周囲の人間にターゲットの方が悪いという印象をどんどん与えます。
もしターゲットに対して嫌がらせを行っている場面を周囲の人に見られた場合は「あいつの為にやっている」「自分にこんな事をさせたあいつに問題がある」と自分は被害者であり、悪くないという事を主張します。
自己愛性人格障害の人は他人を利用する事に罪悪感を持たず、支配しやすい人(自信が無い人や自分の意見が上手く言えない人)をターゲットにする為、上手く立ち回る事が出来ます。
被害者ぶっている自己愛性人格障害の人の本性を周囲の人間が簡単に見抜く事は難しく、ターゲットの自尊心はどんどん傷付けられていきます。
被害妄想によって他人を攻撃する事もある
自己愛性人格障害の人の中には他人の言動に敏感なタイプが居り、些細な言葉や態度に対して「馬鹿にされた」「プライドを傷付けられた」と被害妄想を抱き、攻撃的な反応をする場合があります。
また、自分の意見に他人が共感してくれないと自分が否定されている様に感じて傷付き、攻撃的になる場合があります。自分の意見は正しくて他の人も同意してくれるはずであると思い込んでいるからです。
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