自己愛性人格障害の特徴(恋人や家族など)について
自己愛性人格障害の恋人
自己愛性人格障害は女性よりも男性の方が多いという特徴があります。
幼少期の周囲の人間の関わりが将来の人格を左右するなんて悲しい話しですが、実際にこのようなことが全人口の1%では起こっているのです。しかし、このような人たちも友達ができたり、同僚ができたり、恋人ができたりするでしょう。
関係が深くなればなるほど彼氏や彼女の良くない部分が目につくようになるのも珍しいことではありませんが、例えば、自己愛性人格障害の男性の方は、彼女にする女性は自分の言いなりになってくれる人、自分をほめてくれる人、意見を言わない人を好むようです。外見よりも自分の好きなように動いてくれる気の優しい女性を求める傾向があると言われています。
また、女性の自己愛性人格障害の方も、言わば草食系とも呼ばれる男性を彼氏に選び、自分が楽な相手とお付き合いする傾向があるようです。
自己愛性人格障害を抱える家族
自己愛性人格障害の方と結婚した場合、家庭生活が上手くいかないのであれば医療機関への相談をおすすめします。
結論から言うと、夫から妻、若しくは妻から夫への支配的な環境になりがちであり、精神を病んでしまう可能性もあります。夫婦生活は長いものであり、一方的な支配では成り立ちません。また、夫から妻への暴力があることも少なくなく、暴力行為に悩まされている場合は特に、速やかに相談することが大切です。
また、夫婦間の問題だけではなく、子どもを育てていく環境でも必要に応じては医療機関の受診、診断、治療が必要です。自己愛性人格障害の特徴はたくさんありますが、それが本当に障害によるものなのか、そうでないのかということを明確にし、接し方についても見直すことが必要だと思います。
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