自己愛性人格障害と飲み会での立ち振る舞い
他人にあまり興味のない自己愛性人格障害の方々ですが、1対1で話すと饒舌に自分の話をしたり、人をこきおろしたりするのに、集団の中にいると突然おとなしいということはないでしょうか。おとなしいかと思ったら、自分にスポットライトが当たると、突然饒舌になったりということもあります。
この性質は、飲み会などの一定数の人数がいる集団行動の中で見られることがあります。
自己愛性人格障害の方は、飲み会ではどういった振る舞いをするのでしょうか。
自己愛性人格障害と飲み会
自己愛性人格障害の方は、自分が注目されていないと機嫌が悪くなったり、無口になったりします。ですから、飲み会で他人が称賛されていたり、他人が注目されていると、隅っこで押し黙っているということもしばしばです。
そして、後で「あいつはそんなに大した奴じゃない」のような悪口を言うこともあります。
また、自分以外の人が中心となって会話をしているときも、その会話に参加することができません。基本的に自分以外に良い意味での興味はないため、そもそも普通の会話に参加するのは苦手だという自己愛性人格障害の人もいます。
ところが、自分にスポットライトが当たり、自分が会話をコントロールできるようになると、突然饒舌になります。しかし、その内容は自分の自慢話か人の悪口が多かったりします。
飲み会で酔ってしまったら・・・
自己愛性人格障害の方が飲み会で酔ってしまうと、自慢話や悪口が加速します。あまりに酔いすぎていると、自分でも歯止めが効かないため、周囲の人に対してこき下ろすようなことを言ったりすることもあります。自慢話もいつにも増して大げさだったり、嘘ばかりだったりします。
こうなってしまうと、周囲は飲み会を楽しむことができなくなります。
飲み会でそのような人物が居る場合、周囲の方はなるべく会話が楽しいものになるようにコントロールするしかないでしょう。
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