他人のプライベートを探る自己愛性人格障害
自己愛性人格障害の方は、障害の性質から周囲の方にとっては気味悪がられたり、面倒くさがられたりするような行動をとることがあります。
その1つが、何かと他人のプライベートを探ることではないでしょうか。自己愛性人格障害だと、なぜこのような行動に出るのでしょうか。
他人のプライベートを探る行動
すべての方がというわけではありませんが、自己愛性人格障害の人は、やたらと他人のプライベートでの行動を探りたがる性質があります。
現在のプライベートだけではなく、過去の学歴や家庭環境まで、必死に探ろうとします。しかも、本人に聞くこともありますが、第三者から情報を得ようとすることの方が多いでしょう。
しかしどうやら、よくいる噂好きとは質が違うようです。
自己愛性人格障害が他人のプライベートを知りたがる理由
前述のように、自己愛性人格障害だと他人のプライベートを探り、情報を得ようとする行動に出ることがありますが、これは特にターゲットと決めた相手に対して行うようです。
相手の欠点や行動パターン、弱みなどを、プライベートを探ることで知ろうとしているのです。
そこで得た事実を元に、ターゲットを攻撃したり、裏から手を回し、陥れるということをすることもあるでしょう。
また、単に他人と自分を比べて優越感に浸るための行動である場合もあります。他人のプライベートを探ることで、その人よりも自分は優れた日常を送っていると確信したいのです。しかし、他人の方が恵まれていた場合、その相手をターゲット化する可能性もあります。
どちらにしても、周囲にとって良い影響になることはありません。自己愛性人格障害であるかどうかに関わらず、他人のプライベートを根掘り葉掘りするような人物がいれば、何も情報を与えないのが得策でしょう。
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