自己愛性人格障害は負けず嫌い
誇大妄想を抱いている自己愛性人格障害の人はとにかく負けず嫌いです。負けると自尊心に傷が付きます。
自分が一番でなければならない
「自分は優れている」という誇大妄想を抱いている自己愛性人格障害の人は負けず嫌いであり、どんな手段を使っても勝とうとします。
自分よりも優秀な人が居れば、その人の欠点を探し出して指摘し、勝ったと思い込みます。
勝敗がはっきりと決まるゲームをすると、自分が勝つまでゲームを続けます。
自分が優位に立てる人を身近に置き、自分よりも高学歴な人や有能な人が身近に居れば競争相手として敵視します。
敵視した相手に勝つ為に、相手に欠点が無いか観察し、欠点を見つければ喜んで周囲の人に悪口を流します。それで「自分は勝った」と思い込みます。
欠点を探す為であれば机の中やロッカーの中を探るという行動も罪悪感を抱かずに起こします。
なぜ勝ち負けにこだわるのか
自己愛性人格障害の人は自分に自信がある様に振舞いますが、本当は自分に自信が無く、負けを認めると脆い自尊心に傷が付いて精神が不安定になる為、勝つ事にこだわります。
また、肩書きに弱く、自分よりも肩書きが上である人には媚を売って気に入られようとし、肩書きが下である人には偉そうな態度を取るという特徴もあります。
自分よりも肩書きが上である人に気に入られると「自分は他の人より優位に立った」と思い込みます。
自分よりも肩書きが下の人に知識を披露する事は好きですが、その人が知っていて自分が知らない事があれば、自尊心が傷付き不機嫌になります。
競争相手として敵視されない様にするには
自己愛性人格障害の人から競争相手として敵視されると、ひたすら粗探しをされ、欠点を周囲に吹聴されてしまいます。競争相手として敵視されない様にするには、プライベートな話はせずに、必要な事だけを話して距離を取る事が必要です。
また自己愛性人格障害の人が良い成績を修めた時は褒めて「敵では無い」という態度を見せましょう。
しかし褒めすぎると自分の取り巻きにしようと自己愛性人格障害の人が近寄ってくるので注意が必要です。
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