自己愛性人格障害は豆腐のメンタルで打たれ弱い

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自己愛性人格障害の方は、外側から見ると自信があり、いつも上から目線に見えるかもしれません。しかし、その内面はとても打たれ弱く、メンタルが弱いというところが、自己愛性人格障害の最大の特徴かもしれません。

ここでは、自己愛性人格障害の方が、どういった風にメンタルが弱いのかということについてご説明しましょう。

実は、自己愛性人格障害の方は、とても打たれ弱く、傷つきやすいのです。他人を傷つけることには罪悪感がなく、平気でやってのけるくせに、自分はとてもメンタルが弱いというのが、自己愛性人格障害の特徴です。

傷つきやすく、そして精神を病みやすいため、去勢を張り、人よりも自分は優れていると思い込み、自信たっぷりな態度をとる必要があるのです。

そうしなければいけないという、強迫観念のようなものさえ抱いています。

この点を理解できるかどうかが、自己愛性人格障害について理解できるかどうかの肝となります。

自己愛性人格障害の方は、メンタルが弱く傷つきやすいため、外側からはわかりませんが、周囲の言動にしばしば傷ついています。思い通りの賞賛を得られなければ、誰からけなされたわけでなくても、賞賛を得られないこと自体が傷つく要素になるのです。

こうなると、周囲を批判したり、けなしたりして自分を上げようとしたり、ターゲットとしている相手を徹底的にいじめたりして優越感に浸ることで、傷ついた心をカバーします。

要するに、自己愛性人格障害の方のプライドとは脆いものなのです。本当の意味でプライドを持っているわけではないので、すぐに傷ついてしまうし、傷つきすぎると殻に閉じこもるような行動にでます。

そういう風に見てみると、自己愛性人格障害の方は特に怖い存在ではないのです。ただし、深く関わらない方が身のためではあります。