自己愛性人格障害の人がプレゼントを渡す意味
自己愛性人格障害の方の行動には、一見良心的で親切だと思えるような行動もあります。彼らは、他人に優しくしたり、相談に乗ったりということもすることがあるのです。
そういった類の中の１つにプレゼントをくれるという行動があります。プレゼントを贈るという行動は普通の方でもしますから、何も問題ないように思うかもしれません。しかし、ここにも自己愛性人格障害ならではの理由があるのです。
自己愛性人格障害とプレゼント
プレゼントを貰ったら、それが誕生日だとか、何らかの理由があれば嬉しく思いますよね？しかし、何の意味もないプレゼントが連続したらどうでしょうか。
自己愛性人格障害の方は、得に理由もないのにプレゼントを贈ることがあります。しかも、１度だけというわけではなく、割と頻繁にということもあるでしょう。
貰う側が少し戸惑ってしまうくらいです。ですが、本人は「気にせずもらっといてよ。」といった風に、半ば押し付けるような形で渡してきたりするのです。
何故、プレゼントを贈ることにそんなに固執するのでしょうか。
他人より優位に立ちたい自己愛性人格障害
自己愛性人格障害の方が何の理由もなくプレゼントを贈るのは、その相手より優位に立つため、そして相手を束縛するためです。
例えば、相手が離れていきそうだと感じたときに、プレゼントを渡して繋ぎとめようとします。これによって、罪悪感を感じ、なかなか離れられないという方もいるのではないでしょうか。
また、プレゼントを渡すことで、恩を売り、いつも世話を焼いてるんだから自分の思い通りに動いてくれて当然でしょ？といったような考えを持つようになります。
どちらにしても、あまり気持ちの良いものではありません。不必要にプレゼント攻撃を受けた時は、はっきりとお断りすることも選択肢の１つです。
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