自己愛性人格障害の人がキレるときは
自己愛性人格障害である人は、短気でキレるというときがあります。しかも、キレたときは、他人の手には負えないようなキレ方をするのです。
ここでは、自己愛性人格障害の人がどういったときにキレるのか、そしてキレたときの対処法などについてお話していきます。
自己愛性人格障害の人がキレるときとは
自己愛性人格障害の人は、自分に対して誇大妄想を抱えています。自分という存在は常に完璧でなければならないのです。そのため、その完璧な自分を脅かすような発言や行動を許すことはできません。
ですから、もしも他人に批判されたり、ちょっとでも否定的なことを言われると、火がついたようにキレたり、人によっては暴力を振るうこともあります。その相手が、自分が見下している相手、蔑んでいる相手であれば、余計に怒り狂います。
また、矛盾する自己愛性人格障害の人の行動に対して、正論を言ったり、丁寧に説明して諭そうとしたら、もう言葉では勝てないので、キレるというときもあるでしょう。
自己愛性人格障害の人がキレたときは
自己愛性人格障害の人がキレると、怒りがなかなかしずまりませんし、なだめようとする行動が、火に油を注ぐことにもなることもあり、なかなか難しいところです。
暴力を振るったり、ものを壊したりという行動がない場合には、物理的な距離を置いて、鎮静するのを待つしかないでしょう。何を言っても無駄なのです。
もしも、怒りが暴力や破壊行動をするまでのものになった場合は、場合によっては警察などを呼んでしまっても構いません。身の危険を感じるほどのときには、迷わずそういった対処をしましょう。
相手には正論は通じませんし、キレているときは、冷静な判断ができないので、言葉でなだめようとしても意味がありません。
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