自己愛性人格障害の外見・見た目には特徴はあるのか
自己愛性人格障害である方に関わった事がある方々は、自己愛性人格障害の方の顔や表情などの見た目には特徴があると感じていることもあるようです。
それが本当だとしたら、見た目で自己愛性人格障害を見分けることができるかもしれません。
ここでは、自己愛性人格障害の方の外見、見た目について考えていきましょう。
自己愛性人格障害の外見の特徴
自己愛性人格障害に深く関わった事がある方が感じる彼らの特徴は、笑顔が笑っていないということではないでしょうか。笑っていても、目が笑っていないという事が多いようです。
目つきが悪かったり、表情から感情が読み取れないという特徴もあるようです。
また、自己愛性人格障害の方は爬虫類系の顔でギョロ目だとも言われているようです。
笑顔が嘘くさい、笑っていないように見えるというのは、自己愛性人格障害の特徴を考えればうなづけることです。彼らは周囲を騙すために笑顔を利用することがあります。そういう時は、心から笑ってるわけではなく、笑顔を道具として使っているため、敏感な方なら笑っていないように見えるでしょう。
ギョロ目なのは、常に周囲の目を気にしているからではないでしょうか。周囲の目を気にし、観察する必要があると、興奮状態になりギョロ目になってしまうのもうなづけます。
外見の特徴から自己愛性人格障害は見分けられない
前述のように、どうやら自己愛性人格障害には外見的な特徴があるようです。ですが、これは医学的には立証されていません。
外見的な特徴から相手の事を決めてかかるのは、人間関係上危険な行為でもあります。なぜなら、自己愛性人格障害とは関係なく、生まれつき遺伝で爬虫類系の顔でギョロ目だという方もいるからです。表情から感情が読み取れないからと言って、笑顔が嘘くさいからと言って、自己愛性人格障害であったり、人を欺こうとしているとは限りません。
単にシャイなだけか、別の精神的な問題を抱えていたり、単に体調が悪かったり、眠いだけということも考えられます。
そういうわけで、自己愛性人格障害には外見的な特徴がありそうではありますが、見た目だけで誰かを自己愛性人格障害だと断定するのはおすすめできません。
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