自己愛性人格障害の人の弱点とは?
自己愛性人格障害の弱点について
自己愛性人格障害者の人の弱点はいくつかありますが「目的のために他人を利用する」といった事です。
自分は優れていて特別だという感情を持っているために、成功を夢見て現実の自分を見ようとしない傾向にあります。他人は「利用するための物」程度にしか、考えていません。そして、他人の事には「無関心」です。自分の引き立て役程度にしか思っていません。
傲慢で、要求が多いというのもこのタイプの1つの特徴です。どこか見下した眼差しで、相手を見ていて、非難されることを許しません。そして、無能呼ばわりされたりすると、その相手に対し突然怒り出して切り捨てられます。とても「冷酷な考え」をひそめています。そのために自分自身や犠牲を強いています。
実は自己愛性人格障害者の特徴というのは、それ自体が弱点でもあります。人と物としか思っていない態度や相手を切り捨ててしまうといった態度は、自己愛性人格障害者の人からしてみれば、自分を褒めてくれる人間との関係を、自らが断ち切ってしまい孤独を感じるという事もあります。
態度とは裏腹な内面
自己愛性人格障害の人は、自身満々な態度とは裏腹に内面は非常に脆く、傷つきやすいという面も持っています。非難に対して、直ぐに怒りを面に出すというのも実は“傷つきやすさ”の表れになります。ひどい場合には“自殺”という行為に出たりもします。
まじめで、物事に対して完璧でなければいけないという、完璧主義者であるために物事がうまくいかなくなると、全てが台無しになってしまったように思ってしまいます。プライドが高い為に、傷つけられるのがいやで引きこもりを起こしてしまうという点もあります。
また、身体的な部分でも過度だと思えるくらい心配性で、健康に気を配ります。些細な不調であっても、必要以上に神経質になったり、不安症状、パニック発作、躁鬱症状に陥ることも少なくありません。これが弱点でもあり、下り坂になると一気に「弱気」になります。
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