自己愛性人格障害の人が豹変する瞬間
自己愛性人格障害の方は、相手によって全く態度が違うということがあります。これは、相手によって自分の中での扱いが全く異なるために起きる現象なのですが、今までにこにこしていたのに、急にまるで豹変したかのように冷たい態度になるというようなことは、よく起こります。
ここでは自己愛性人格障害の方が豹変する瞬間をご紹介します。
ターゲットを目の前にしたとき
自己愛性人格障害の方は、外面はとても良いという人も少なくありません。寧ろ社会的に評価されているような場合も有ります。こういう場合、ターゲット以外の人にはとても親切で礼儀正しく見えるでしょう。そうすることで、評価されるため、本人はそういう風に振る舞うことに満足しています。
しかし、やはり見下して攻撃をする相手も必要なのでしょう。多くの場合家庭内にターゲットがいて、外では良い人だと言われているにもかかわらず、ターゲットを目の前にすると、まるで豹変したかのようにいつもは言わないような言葉を、酷い態度で言い捨てたりします。
まるで言いがかりのようなことで、相手を責め立て、怒鳴り散らしたり、行き過ぎると暴力を振るうという場合もあるでしょう。外では良い顔をしているため、なかなか周囲は信じることができません。
好意を持っていた相手に裏切られたと感じたとき
恋愛関係だけにかかわらず、好意をもって可愛がっていた、若しくはご機嫌取りをしていた相手が、自分の思い通りにならなくなったときに、それまではとても仲良く優しく接していたとしても、一気に鬼のように豹変します。突然無視をしたり、批判的になったり、意地悪をしたりということが起こるでしょう。
粘着して追いかけ回したり、裏から手を回して悪い評判を流したりということもあります。
どちらにせよ、今までの優しい態度とは180度違う姿に豹変してしまうのです。
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