自己愛性人格障害の元夫への対応方法
「モラルハラスメント」という言葉がありますが、自己愛性人格障害の方は、このモラルハラスメントを家庭内でしてしまいやすい傾向にあります。
そして、それが原因で離婚をするというケースは決して少なくありません。ここでは、元夫にモラルハラスメントをされたというパターンについて考えていきましょう。
モラハラ夫と離婚した場合
元夫の自己愛性人格障害がひどく、モラルハラスメントをされていたという場合、離婚に至ったのであれば、モラハラの呪縛から解放されたということでしょう。多くの場合、モラハラをされている側は、自分が悪いのかもしれないと思ってしまい、なかなか自己愛性人格障害の方の異常さに気づくことができません。
ですから、離婚できたということは、喜ばしいことです。
ところが、モラハラをしていた元夫は、離婚さえも状況を自分の思い通りにするための布石だと考えている場合があります。若しくは、離婚されたことを受け入れられず、自分から離婚したと脳内変換し、自分から振ったのだから、自分が戻りたいと言えば戻ってくるだろうと考える場合もあります。
離婚できても、しばらくは警戒が必要かもしれません。
元夫への対応
自己愛性人格障害の方は、執着心が強く、ストーカーになりやすいという性質があります。ですから、もし離婚について自己愛性人格障害の元夫が納得いっていないという場合、しつこく連絡してきたり、まだ夫婦のような発言をすることもあるでしょう。
こういったときはどういう対応をするべきなのでしょうか。
もしも離婚したときに弁護士さんを挟んでいるのであれば、その弁護士さんにお願いをして、対処することが可能です。
できれば、元夫には居所を探られないように、引っ越したり、最悪の場合職を変えるようなことも視野に入れたほうが安全かもしれません。
もちろん、相手の方から何のリアクションもなければ、安心していいでしょう。必要以上に接触するようなことはやめておきましょう。
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