自己愛性人格障害の人と関わらない方法
自己愛性人格障害の人と関わりがあると、何かと面倒な事に巻き込まれたり、批判すると激しく反抗されたりと、精神的に疲れてしまう事が良くあります。
では、自己愛性人格障害の人に出来るだけ関わらない方法について考えてみましょう。
自己愛性人格障害の人と関わらずに生活する方法
まずは自己愛性人格障害である、という事を見抜く事が大切です。もし初対面にも関わらずに相手が自慢話をひたすら言っていたり、自分の深い身の上話をし始めたり、自分と相手の距離感が少しでもおかしいと感じた場合、相手は自己愛性人格障害である可能性が高いです。
その為、初対面にも関わらず連絡先をしつこく聞いてくるようであれば、メールアドレスだけを教える、もしくは相手の連絡先を聞いて「後で折り返し連絡します」という様に、親密になるきっかけを作らない様にしましょう。
そしてまた関わる様な事があれば相手の話の内容や他の人に対しての接し方を見て、自己愛性人格障害である可能性があるか無いか、今後付き合いを続けていくかどうかを決めましょう。
また、自己愛性人格障害の人のターゲットになる人は「自分の自尊心を満たしてくれる人」と「いつでも貶める事が出来る人」の為、もし同じ職場で働いていて、日頃接触をしなければいけない人であれば、以下の様な対応をしましょう。
- 相手の事(外見や仕事の成果等)をあまり褒めない。
- 自分の欠点を出来るだけ相手に見せない。
- 自分の身の上話等の私生活に関わる事を相手に話さない。
- 相手がもし仕事上でミスをしている場合は、はっきりとミスしている事を伝える。
以上の対応をしていれば、自己愛性人格障害の人のターゲットから外れますので、業務上に必要な事以外は相手の方から接してくる事は殆ど無いでしょう。
人間観察は役に立つ時がある
人間は人それぞれ性格が違い、特殊な性格を持っている人や、どこにでも居るような平凡な性格の人でも何かに対しては性格がガラッと変わる人も居ます。その中には「人格障害」と呼ばれる様な性格を持つ人も居ます。
幼稚園・学生時代から成人し社会に出るまでの間に、色々な人間と接触する機会は沢山あります。その機会を利用して人間観察を行い、世の中にはどの様な性格の人間がいるか、という事を体験しておく事は、将来の人間関係の形成に非常に役に立ちます。
「あなたの趣味は?」と聞かれて「人間観察です」と答える人がたまに居ますが、けして悪い趣味ではありません。色んな性格の人間と出会い、自分が今後どんな性格の人と今後の人生を歩んでいくのかを決めるのは大切な事です。
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