自己愛性人格障害の人との付き合い方の基本

学校や職場で自己愛性人格障害の人が居る場合、どうしても関わらないといけない時があります。事前に付き合い方を考えておき、自己愛性人格障害の人からターゲットや取り巻きにされない様にしましょう。

人にはそれぞれパーソナルスペースがあり、お互いに心を通わせる事で近づく事が出来ますが、自己愛性人格障害の人は初対面でもパーソナルスペースに押し入ろうとしてきます。

その為、不快に感じたらきっぱりと拒否する必要があります。

自己愛性人格障害の人との付き合い方には適度な精神的距離を置く必要があります。

全否定もせず、しかし全てを受け入れるつもりも無いという態度を取りましょう。

自己愛性人格障害の人との会話は必要最低限の事だけをする様に心がけ、自分や他人のプライベートな事は話さない様にしましょう。

うっかり話した内容によって見下されたり、嫉妬心を抱かれたりする場合があります。

また、自己愛性人格障害の人は理解力が劣っており、回りくどい言い方をすると勘違いしてしまいがちです。その為、話をする時は簡潔に要点を纏めて話すようにしましょう。

何かのきっかけで自己愛性人格障害の人から敵だと認識されてしまう可能性がある為、予め心構えをしておく必要があります。

もし敵だと認識され、挑発するような言葉を投げかけられても反応しない様にしましょう。

下手に反応を返すと、自己愛性人格障害の人はかまってくれたと喜んでしまいます。

自己愛性人格障害の人は反応が薄い相手には興味を持たない為、何を言われても聞き流しましょう。

自己愛性人格障害の人は自己主張が苦手な人や自信が無い人をターゲットにして攻撃をします。その為、自己愛性人格障害の人から嫌な事を言われたら、簡潔に否定の言葉を言いましょう。

自己愛性人格障害の人の発言で自分の事を追い詰めない様にする事が大切です。

また、自己愛性人格障害の人が何か良い事をした場合や優秀な成績を修めた場合は一言褒める言葉をかけて敵ではないと思わせる様にしましょう。

自己愛性人格障害の人と付き合って行くには、関わりを最低限にして付かず離れずといった精神的距離を保つ必要があります。

自分の身を守りつつ、自己愛性人格障害の人と付き合いましょう。