自己愛性人格障害の人の家はゴミ屋敷?

自己愛性人格障害の人の家はゴミ屋敷?

自己愛性人格障害の人の家はゴミ屋敷?

テレビでゴミ屋敷のような家を見たことはあるでしょうか。ゴミばかりで家の中が埋め尽くされ、足の踏み場もなく、そんな中で暮らしているというような家です。

 

そのゴミ屋敷に住む全ての人が・・・というわけではありませんが、自己愛性人格障害だと、家をゴミ屋敷にしてしまうこともあるのではないかと言われています。これは何故なのでしょうか。

 

ゴミ屋敷を作ってしまう人の心理

ゴミ屋敷に住んでいる人は、精神疾患の可能性も考えられます。

 

ものに依存してしまって、何も捨てられない、若しくは捨てることで何か大事なものまで捨てるのではないかと不安に思っています。

 

また、誰もがゴミだと思っているものを、ゴミだと認識できなかったりするのです。

 

こういったゴミ屋敷に住む人は、心のケアを受けることで、ゴミ屋敷を改善できたりします。このことからも、ゴミ屋敷に住む人というのは、なんらかの精神疾患を患っていることが多いと推察されます。

 

自己愛性人格障害とゴミ屋敷

自己愛性人格障害の精神疾患の1つです。そして、自己愛性人格障害の人の家はゴミ屋敷になりやすいと考えられています。

 

自己愛性人格障害だと、ゴミ屋敷を作り出しやすいのはなぜなのでしょうか。それは、依存心が関係しています。自己愛性人格障害の人には、ターゲットが必要です。ターゲットがそばにいれば、常に勝利感・優越感を感じることができ、自己を保てるのです。

 

しかし、ターゲットがいなくなると、他のものに依存しなければ、自分の中の不安を打ち消すことができません。依存する先は、アルコールだったり、ギャンブルだったりと人により色々ですが、物に依存してしまうようになると、物を捨てられなくなり、結果的にゴミ屋敷になってしまうということです。

 

もちろん、全ての自己愛性人格障害の人にあてはまることではありませんが、こういうパターンもあるでしょう。

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