自己愛性人格障害との接触で気をつけるべき逆転移
自己愛性人格障害の治療を進めている上で、逆転移という現象が治療者(医師やカウンセラー)に起きてしまうことがあります。
この逆転移現象は、自己愛性人格障害に限らず、精神障害や疾患の治療をする上で起こってしまう問題です。
ここでは、逆転移がどういったものかを自己愛性人格障害に絡めながらご説明していきます。
逆転移とは
逆転移とは、医師やカウンセラーが、患者の治療を行う上で、患者の感情に振り回されてしまう現象の事を言います。
この逆転移現象が起こったとき、スキルの高い治療者であれば、自分を客観的に観察することで、患者との恋愛に発展してしまうことを防ぎ、自分で処理することができるのですが、それができない治療者に逆転移が起こってしまうと、恋愛関係に発展してしまうことがあります。
患者と恋愛関係になってしまうことは、治療を進める上では悪影響です。そのため、治療者は逆転移が起きないようにするべきですし、逆転移が起こってしまっていると感じたら、速やかに適切な対処をする必要があります。
自己愛性人格障害の治療と逆転移
自己愛性人格障害の治療中に逆転移が起こってしまうと、自己愛性人格障害の特徴である支配的な部分などに治療者が振り回されてしまうため、治療が適切に行えません。恋愛関係に発展すると、患者に対して適切な指摘ができなくなりますし、最悪の場合症状を悪化させてしまうでしょう。その上、治療者もゆくゆくは精神的に病んでしまう恐れもあります。
ですから、治療者は自分に逆転移が起きてしまうと感じたら、すぐに対処をするか、若しくは担当を退くことも視野に入れるべきです。
患者の方でも、もし恋愛に発展しそうだと感じたら、治療者を変えることをおすすめします。
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