自己愛性人格障害の上司への対処方法について
自己愛性人格障害の上司の特徴
自己愛性人格障害を抱える人が、人の上に立つようなことがある場合や、人に指導する立場にある時、多くの問題が生じるでしょう。
自己愛性人格障害の人が職場の上司であった場合にありがちなことは、ターゲットを絞って言いがかりをつけることや、陰湿ないじめを行うことがあり、社内では「モラハラ(モラルハラスメント)」とも呼ばれる行為にあたります。
特に、おとなしい部下や、苦手なことがある部下にはそれに付け込むような言動で見下したような振る舞いを行うことも少なくありません。また逆に、勝手に人にライバル意識持つことや、敵対心を持つことがあり目の敵にされてしまうこともあります。
上司への対処方法
自己愛性人格障害を抱える上司とは適度な心理的距離を保つことが必要です。無視をしたり、避けたりするのではなく、言いがかりをつけられたり、意地の悪い言動が振りかかってくることは当たり前のことで、動じないように気持ちの準備をしておいた方が良いでしょう。
また、上司だから好かれたいという気持ちや、出世したいという願望から、近寄りがちですが、親しくなりすぎ、何でも言うことに従っていうと利用されるだけ利用されてしまい、自分が疲れてしまうので気をつけることが大切です。
会社での人間関係は今後の自分の立ち位置に影響を及ぼすこともあり、上司に媚を売るのは当たり前のように思えますが、自己愛性人格障害を抱える人が職場の上司である場合、自分自身が壊れてしまわないように努める必要があります。
何よりも、この障害を抱える人と関わっている周囲の人がうつ病を発症して会社に行けなくなることや、自殺願望があり入院を余儀なくされる方もおられる程に高いリスクを背負います。そのため、自分自身が精神的にも健康でいられる為の付き合い方を考え、見直す必要があります。
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