隣人が自己愛性人格障害のとき

自己愛性人格障害の人との付き合い方は、基本的には関わらないということです。そうすることで、本人が巻き起こすトラブルなどに巻き込まれることはありませんし、不快な思いをすることもありません。

しかし、隣人が自己愛性人格障害だったという場合は、どうなのでしょうか。ここでは、隣人が自己愛性人格障害だとどうなるかを考えてみましょう。

隣に住む人が、自己愛性人格障害であった場合も、迷惑をこうむることがあるのでしょうか。

職場と違い、隣人というのは職場と違い、基本的には利害関係などが発しづらい関係ですし、評価されるようなことはあまりありません。あるとすれば、「良い人認定」をされることくらいではないでしょうか。

ですから、隣人が自己愛性人格障害で何か多大な迷惑をかけられるというのは考えにくいでしょう。むしろ、良い人認定をされたいがために、外面の良さを発揮するため、深く関わらなければ良好な人間関係が築けるのではないでしょうか。

ただし、深く関わってしまうと、やはり他人は利用してもいいと思っている自己愛性人格障害の人に、振り回されてしまうかもしれません。

隣に住んでいる人が、自己愛性人格障害かどうかというのは、会話をかなり交わさなければわからないところでもあります。しかし、そこまでの関係になってしまうと、やはり難しい問題になることもあるでしょう。

自己愛性人格障害の特徴は、笑顔なのに目が笑っていないような感じがするといったようなことです。敏感な人は、なんとなく違和感を感じるでしょう。

そのほかには、自己愛性人格障害の人本人は明るいのに、家族がなんだか暗い感じがする、子供に問題行動が見られるという場合も、そういう可能性が考えられます。

いずれにしろ、ちょっとでも違和感を感じた場合は、あまり深入りしないことです。