自己愛性人格障害の男性への接し方

自己愛性人格障害は、どちらかというと男性に多い精神疾患のようです。これは、男性的な性格と、自己愛性人格障害の特徴には共通する部分が多いためであると考えられています。

自己愛性人格障害は、相手の性別に限らず、基本的には距離を持って接するのが得策なのですが、もしも相手が彼氏や夫だった場合は、どのように接すれば良いのでしょうか。ここでは、自己愛性人格障害の男性への接し方について考えてみましょう。

自己愛性人格障害の特徴は、性別によって異なるものではありません。しかし、男性だからという点で、女性とは異なる点があります。それは、男性は声が太く、力も女性よりは強い人が多いということです。

自己愛性人格障害でなくても、女性がヒステリックに叫ぶ様は見たことがある人も多いでしょう。しかし、男性がそこまで大騒ぎをするのは、珍しいのではないでしょうか。

そのため、自己愛性人格障害の男性がキレたりすると、大声で叫んだり、場合によっては暴力を振るうようなこともあり、周囲は恐怖を感じますし、なにより危険です。

そういった自己愛性人格障害の男性が周囲にいる場合、特に彼氏や夫だった場合は、なるべく相手を激昂させないように注意をしなければなりません。そうでなければ、身の危険にさらされることがあるからです。

日常的に大声で怒鳴ったり、物を投げたり、暴力を振るうというような、モラルハラスメントを受けている場合は、接し方を考えるよりも、逃げることを考えましょう。

そういったことはないものの、激昂しやすいという場合は、やはり相手のプライドを傷つけないように発言には注意をする必要があります。

とはいえ、そんなことを考えるよりは、距離をおくように努めることの方が、精神衛生上は良いのではないでしょうか。