自己愛性人格障害の危険性
自己愛性人格障害の方が身近にいる場合、周囲の方々は、その方との関わり方に注意をする必要があります。それは、自己愛性人格障害の方は、しばしば身近な方々に悪影響があるからです。
そういう意味で、自己愛性人格障害の方と深く関わると危険な場合もあるのですが、それは何故なのでしょうか。
ここでは自己愛性人格障害の危険性についてご紹介していきましょう。
自己愛性人格障害の方は何故危険なのか
自己愛性人格障害の方が身近にいる場合、例えば家族だったりする場合、悪いことが起こったり、本人の思い通りのことが起こらないと、全ての責任を押し付けられるようになるでしょう。
また、自己愛性人格障害の方が自尊心を保つために、不必要に見下すような発言をされたり、全てにおいてけなされたりということが日常的に起きることもあります。
そうではなくても、思い通りにならなかったり、自尊心が傷つくととキレることもあります。
こういった行動が特に顕著である自己愛性人格障害の方と毎日生活をしていると、毎日けなされたり、全てを自分の所為にされるため、どんどん自信がなくなっていきます。
そして、本当に全てが自分の所為のように思えてくることもあるでしょう。自己愛性人格障害の方の行動に対して苦痛を感じたとしても、自分が悪いんだ・・・と思ってしまうようになります。
そこまでくると、その方にも精神的な治療が必要になります。
危険性から逃れるためには
もしも身近な方が自己愛性人格障害であると感じたら、まずは診断と治療を受けさせることが可能かどうか検討してみましょう。もしも本人も自分の言動などに苦しんでいる場合、それができる可能性は高くなります。
治療はとても困難ではありますが、本人が協力的であるなら十分可能です。
しかし、もしも診断を受けることについて拒絶され、一向に行動を改める様子がないのであれば、自分を守るためにその方とは距離を置いて付き合うことも選択肢の1つです。
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