自己愛性人格障害で天才はいるのか
学者や芸術家、実業家等の有名人の中には「天才」と呼ばれる人が居ますが、その多くは変わった性格や強烈な個性の持ち主だと言われています。では自己愛性人格障害で天才と呼ばれる人は居るのでしょうか。
自己愛性人格障害である天才
シュールリアリズムと呼ばれる作風の絵画を多く生み出した画家であるサルバドール=ダリは自己愛性人格障害だったのではないかと言われています。
2歳で亡くなった兄に不毛な愛情を傾ける両親のせいか、ありのままの自分を受け止められない幼少期を過ごし、画家になると自分自身を天才と評していました。
自己顕示欲が強くマスコミの注目を集める様な奇妙な言動を多くとっていたと言われています。
妻であるガラはダリを母親の様に愛し、ダリはそんなガラを聖母に見立てた作品をいくつも作り上げました。
彼の作品は多くの人の関心を集める程に素晴らしく、天才と呼ばれるに相応しい人物です。
作家の三島由紀夫も自己愛性人格障害だったのではないかと言われています。
祖母に溺愛され、母親と精神的な繋がりを上手く持つ事が出来ない幼少期を過ごし、文壇デビューした時は作品が売れない不安を覆うかの様に肉体鍛錬に没頭していました。その為に美しい肉体を手に入れ、江戸川乱歩の小説が原作である映画「黒蜥蜴」では剥製役としてその肉体を披露しています。
自慢出来る程の肉体を持つ反面、取り巻きが居ない状態では飲食店に入る事が出来なかったと言われています。また、歳を重ねる毎に肉体が衰えていく事を極度に恐れていたとも言われており、自己愛性人格障害を彷彿とさせます。
数々の傑作を生み出した彼は文学界では天才と言えるでしょう。
他にも、優れた戦略家と呼ばれるダグラス=マッカーサーは常に周囲から天才だと思われているかどうかを気にしていたと言われており、自己愛性人格障害であった可能性があります。また、作家の太宰治や天才的指揮者のヘルベルト=フォン=カラヤンも自己愛性人格障害であったと言われています。
素晴らしい作品を数多く生み出した人や素晴らしい実績を作った人の中には自己愛性人格障害であると思われる人は存在します。
自己愛性人格障害であるが為に持つ他の人とは違う思考や行動が「天才」と呼ばれる程の成功を後押しした可能性があります。
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