自己愛性人格障害の診断チェックリストについて
自己愛性人格障害のセルフチェックテスト
自己愛性人格障害の人は自分が障害であるということを認めることができないのが特徴の1つですが、もしも「自分はもしかするとパーソナリティ障害かもしれない」と思うようなことがある方や、人に指摘されたことがある方は、ぜひ一度チェックリストをしてみることをお勧めします。インターネットでも掲載されているチェックリストですが、一部を簡潔にまとめて紹介したいと思います。
- 自分は物凄く人より優れた才能や美貌を持っていると思う。
- 自分は、一般の人とは違う特別な人間だと思う。
- 他人を利用してからでも得たいものを手に入れる。
- 人に褒められることにより自尊心が高まる。
- 他人が自分よりも劣っていると思うことがよくある。
- 人が幸せそうにしているとあまり良い気持ちはしない。嫉妬してしまう。
- 周囲が自分に憧れを持っていると思っている。
- 人に対しての態度に指摘されることやプライドが高に人間だと言われたことがある。
- 人への思いやりに欠けることがあると思う。
上記のような項目があります。これらの項目に5つ以上該当する場合には自己愛性人格障害の可能性があります。あくまでも「可能性」ですが、医療機関へ相談することが望ましいでしょう。
自己診断を受診のきっかけに
上記のようなチェックテストは簡単にできるので、気軽に試してみるのもよいでしょう。
しかし、「自分に問題がある」と認めたくないのは誰もがそうだと思いますが、自己愛性パーソナリティ障害であるならば、治療を行うことで、周囲との人間関係を良好にすることもできます。自分に自信を持っていることがこの障害の特徴でもありますが、人間関係に必要な思いやりや気持ちの伝え方、またはセルフコントロールなどができるようになることで、充実した人間関係を形成することができるのではないかと思います。
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