モンスターペアレントは自己愛性人格障害の可能性あり?

モンスターペアレントは自己愛性人格障害の可能性あり?

モンスターペアレントは自己愛性人格障害の可能性あり?

幼稚園・学校に対して自分の子供の待遇を良くする為に理不尽な要求をする親の事を「モンスターペアレント」と呼びますが、モンスターペアレントが自己愛性人格障害である可能性があります。

 

自分の子供は特別扱いされるべきと考える自己愛性人格障害

モンスターペアレントは子供が幼稚園に入園した時から出現します。

 

幼稚園でお遊戯会を行う事が決まれば「自分の子供を一番目立つ様にしろ」「お芝居をするなら自分の子供を主役にしろ」といった要求を保育士や幼稚園側にするモンスターペアレントが現れます。「お芝居の主役を自分の子供に」と要求する人が複数居た為に「桃太郎」が何人も登場するお芝居をやらざるを得なくなった幼稚園もあります。

 

小学校や中学校では子供の成績が悪ければ「教師の教え方が悪い」、子供が何か問題を起こして教師に叱られれば「教師側に問題がある」と教師側に責任転嫁をして、教師の対応に納得が行かなければ「教育委員会に訴える」と脅し始めます。

 

他にも部活動で自分の子供が目立つポジションに配置される様に、集合写真を撮る場合は自分の子供が中央になる様に、クラス替えでは自分の子供が気に入っている人と一緒にする様に、といった要求を教師側・学校側にします。とにかく自分の思い通りにしようと要求し、それに教師側・学校側が対応しなければ文句を言い続け、教育委員会にまで訴えようとします。

 

この「自分の思い通り」にする為に行動する姿は自己愛性人格障害の人の特徴と似ており、モンスターペアレントが自己愛性人格障害である可能性は否定できません。「特別な存在である自分」の子供も特別な存在であり、その様に扱われるべきだと考えています。

 

教師による体罰等が問題化され、萎縮した学校側は次第に生徒やその親を「お客様」の様に扱う風潮になってしまった為、昔の様に「教師は偉大な存在」と思う人は少なくなりました。そのせいでモンスターペアレントは増え、理不尽な要求をし続けます。

 

自己愛性人格障害では無く、ただ自分の子供を溺愛しているせいでモンスターペアレントになった人も居るかもしれませんが、対応する側やその他の生徒の気持ちを全く考えずに文句を言い続けるモンスターペアレントは何らかの人格障害である可能性があります。

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