自己愛性人格障害の診断方法・基準
自己愛性人格障害の基準について
自己愛性人格障害の診断方法の基準についてですが、まずは空想または行動における、賞賛された欲求・共感の欠如の広範な様式で成人期早期までに始まり、様々の状況で明らかになります。
診断としては以下のうちに示されると言われています。
- 自己の重要性に関する誇大な感覚。自分の業績や才能を誇張する。
- 限りない成功や権力、才気、美しさ、あるいは理想的な愛の空想にとらわれている。
- 自分が特別であり、独特であり、他の特別なまたは地位の高い人にしか理解されなかったり、または関係があるべきだと信じている。
- 過剰な賞賛を求める。
- 特権意識として、特別有利な取り計らいやまたは自分の期待に自動的に従う事を理由なく期待する。
- 対人関係で相手を不当に利用し、自己の目的達成のために他人を利用する。
- 他人の共感への欠如。他人の気持ちを認識しようとしなかったり、または気づこうとしない。
- 他人に嫉妬、または他人が自分に嫉妬していると思い込んでいる。
- 壮大で傲慢な行動や態度を取る
というのが基準になります。
自己愛性人格障害の診断
病気の診断は医師でなければ行う事が出来ません。しかし、自己診断として簡単な判断基準を設けることもできます。
上記に述べた9つの基準のうちに、自己愛性人格障害は5つ以上あてはまると、自己愛性人格障害だと言われています。
細かい部分でいうと、非難には弱い、欠点を指摘されると全てを否定されたように思える、人に教えられるのが苦手、叱られることをプライドが許さない、少しの悪評でひどく傷つくといった傾向も持ち合わせています。
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