自己愛性人格障害が治らない場合

自己愛性人格障害が治らない場合

自己愛性人格障害が治らない場合

精神科等に通院をして投薬治療とカウンセリングを長期間受け続けているにも関わらず、自己愛性人格障害が治らない場合はどうしたら良いでしょうか。

 

自己愛性人格障害が治らない場合はどうするべきか

自分が自己愛性人格障害だと自覚し、治療を受けているにも関わらず、中々治らないという人も少なくはありません。しかし治ったという人が居ないという訳ではありません。

 

自己愛性人格障害を治す為には、精神科等で受ける治療以外の行動を自分で起こし、早く治る様に努力する必要があります。

 

早く自己愛性人格障害を治すには、まずは自分で自分自身の行動を変えていく必要があります。その為、以下の様な行動を取る様にしてみましょう。

  • 初対面の人に対して偉そうにしない。馴れ馴れしくしない。常に「謙虚」を心がける。
  • 仕事が出来ない、勉強が出来ない、という人に対して見下す事はせずに、常識的に接する様に心がける。
  • 他人に対して嫌味や文句、悪口を言わない様に心がける。
  • 友人や周囲の人が自分の思い通りに動かないとしても文句を言わない。
  • 誰かに何か良い事をしても、見返りを求めない様に心がける。
  • 自分に対して自惚れず、実際の結果(仕事での成果や学校のテストでの結果等)を素直に受け入れる。
  • 他人に対して嫉妬しない様にする。また貶さない様にする。
  • 他人の短所を探さずに、長所を探す様にする。
  • 相手や状況によって態度をコロコロと変える事を止める様に心がける。
  • 自分の欠点を認めて、笑って他人に話せる様にする。
  • 他人に何か良い事をしてもらったら「ありがとう」としっかり口に出す。
  • 他人に迷惑をかけてしまった場合は「ごめんなさい」としっかり口に出す。
  • 誰かに何か仕事を頼まれたら、目立たない仕事だとしても柔軟に対応する。

精神科での治療を受けつつ以上の事を行っていけば、少しずつ症状は改善して行くでしょう。自分で治したいという意志があれば、時間はかかるかもしれませんが治る病気です。

 

もし親の育て方に問題があって自己愛性人格障害になったとしても、治った時には親を許せる様になります。また同時に、いままでターゲットにした相手に行ってきた嫌がらせは、本来は親に向けるべき憎しみをぶつけていただけだという事に気が付くはずです。

 

自己愛性人格障害が治ったら、新しい気持ちで人生をやり直しましょう。

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