自己愛性人格障害と誤診されるケース

自己愛性人格障害と誤診されるケース

自己愛性人格障害と誤診されるケース

自己愛性人格障害は、その特徴がただの性格なのかどうか難しい場合もあり、自己愛性人格障害ではないのに、そうだと診断されたり、他の病気と間違えられたりということが起こります。

 

ここでは、自己愛性人格障害と誤診について掘り下げていきましょう。

 

自己愛性人格障害は誤診されやすい?

自己愛性人格障害はそれが本人の性格であるのか、本当に人格障害であるのか判断が難しい場合もあり、周囲から見てどう見ても自己愛性人格障害であるのにもかかわらず、異常なしだと言われたりすることがあります。

 

また、ほとんど何も問題がないのにもかかわらず、自己愛性人格障害だと診断されてしまう場合もあるでしょう。

 

他に誤診としてあり得るケースは、他の人格障害と間違えられることです。人格障害はそれぞれの症状に共通する部分があるため、その区別が難しいことがあります。

 

特に、本人には自分が自己愛性人格障害かもしれないという自覚や疑いがない場合、診断自体も困難になるため、誤診が発生しやすいと言えます。

 

誤診かもしれないと思ったら

自己愛性人格障害の疑いがある方が異常なしだと診断された場合、その方の性格が周囲から見ても、相当問題があると思えるようでしたら、別の病院で再診断を受けることをおすすめします。

 

ただし、ご自身で自分は自己愛性人格障害ではないのかと思っていて、異常なしだと診断されたときには、安心してもいいかもしれません。通常、自己愛性人格障害の方はなかなか自分では周りから指摘されない限りは自覚ができないのです。

 

もし、自己愛性人格障害以外の何らかの精神障害や疾患を疑って病院に行ったにも関わらず、自己愛性人格障害だと診断された場合も、セカンドオピニオンを求めに行くことをおすすめします。そこでやはり自己愛性人格障害だと言われれば、それは正しい診断だと安心することができます。

 

人格障害は、診断が難しいものでもあります。不安な場合は、1つの病院だけに固執せず、複数人の意見を求めた方が良いでしょう。

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