自己愛性人格障害と愛情の関係

自己愛性人格障害と愛情の関係

自己愛性人格障害と愛情の関係

自己愛性人格障害の人は愛情についてどう感じているでしょうか。またどの様に表現するでしょうか。

 

自己愛性人格障害の人の愛情

自己愛性人格障害の人は、自分に対しての愛情は人並み以上にありますが、他人にはそれ程愛情を傾ける事はありません。ただし、愛している人に対しての愛情は非常にストレートに表現します。

 

その為、急に「愛している」と言われる場合もありますが、そこはしっかりと受け止めてあげるべきでしょう。

 

しかし、いくら愛している人であっても、自分の思う通りに行動をしてくれないと文句を言い始めたり、相手の欠点を酷く指摘して怒り出す事があります。

 

自己愛性人格障害の人はあくまで「自分が最優先」の為、自分が他者から愛情を注がれる事は当たり前の事で、他者へ愛情を注ぐ事は滅多に無いでしょう。

 

自己愛性人格障害と愛情の関係

自己愛性人格障害になってしまうきっかけは、幼少時に受けた親もしくは周囲の大人からの愛情があまりにも賞賛のみに傾いてしまった事です。その為、自己愛性人格障害の人は、他人への愛情という物がどの様な物なのか、どの様に愛情表現を行えば良いかが分からずに成長してしまっています。

 

その為に自分は素晴らしいと思い込み、自分よりも素晴らしい人間は排除する、自分よりも劣っている人を支配下に置く、という行動を起こしてしまいます。

 

その為に、しっかりとしたカウンセラーの元でカウンセリングを受け、軌道修正を行う必要があります。カウンセリングを受けてすぐに状
態が良くなるものではありませんが、時間をかけてじっくりと本来の自分と向き合い、過去を振り返り、今後どの様に生きていくべきかを見つける事が出来れば、他人に対して思いやりの心を持ったり、特定の人を心の底から愛するように出来る可能性はあります。

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