自己愛性人格障害は過去の恋愛に未練を残す?
自己愛性人格障害の人は、他者は自分のために存在していると思っています。恋愛でもその傾向が強く出るので、基本的に付き合い方は自分本位です。
それでは、自己愛性人格障害の人は、別れた元恋人に未練を残しているものなのでしょうか。ここでは、自己愛性人格障害の人が恋人と別れたときについて考えてみましょう。
自己愛性人格障害の人から復縁を匂わせられるとき
自己愛性人格障害の恋人に別れを告げられ、了承したあとで、何故かまた近づいてくる・・・というような経験をしたことがある人はいるでしょうか。
自分から別れたくせに、何故未練を残してるのか、不思議に思ったことはないでしょうか。これは、未練というよりも、そもそも、別れる気がなかったために起こる現象です。「別れる」という言葉で、恋人をコントロールしようとしているのです。そうして、よりを戻すことで「悪いことをした相手を許してやった」というような形を作りたがります。
この場合、もしもよりを戻さなかったときは、しばらく未練を残すでしょう。元々手放す気がなかったわけですから、当然です。あの手この手で、よりを戻そうと試みるでしょうけれど、別れる気なら相手をしてはいけません。
自己愛性人格障害の人が振られたとき
では、逆に恋人から振られたとき、自己愛性人格障害の人は未練を残すのでしょうか。多くの自己愛性人格障害の人は、恋人から振られたという現実を捻じ曲げます。自分の気を引こうとしているだとか、ちょっと喧嘩をしただけというような解釈をするのです。ですから、時間が経てば戻ってくると思っています。
戻ってこなければ、自分から連絡をするわけですが、そのときに連絡が取れなくなっていたりすると、途端に焦るでしょう。
自己愛性人格障害の人が、長く付き合う相手というのは、多くの場合ターゲットにされていることが多く、自己愛性人格障害の人にとっても、居心地の良い存在なのです。ですから、次のターゲットが見つかるまでは、未練を残すかもしれません。
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