自己愛性人格障害の女性の恋愛

自己愛性人格障害の女性の恋愛対象や恋愛の仕方には特徴があります。

自己愛性人格障害の人は恋愛関係を上手く保つ事が出来ません。

恋愛はお互いに距離を詰めて歩み寄り、お互いに思いやる事で良い関係を築くのですが、それは自己愛性人格障害の人にとっては難しい事です。

自己愛性人格障害の女性は自分の価値を高める様な外見の良い男性、高学歴の男性を恋愛対象とします。恋愛対象として見た相手には他の人には見せない様な女らしさを全開にして接近します。

上手く恋人に出来た場合、相手から尽くしてもらう事を要求しますが、自分は相手に尽くそうとはしません。とにかく自分を甘やかしてくれる様に要求してきます。場合によっては恋人を見下す様な態度を取る場合もあります。

何か問題を起こしても恋人に素直に謝る事が出来ず、恋愛関係にヒビを入れる事もよくあります。謝るという事は自分が下の立場になると考えてしまう為、謝罪が出来ないのです。

また恋人からのアドバイスも素直に聞く事が出来ません。その為、喧嘩をすると自分は悪くないと主張し、相手が謝るまでプライドを傷付ける様な言葉を言い続ける場合もあります。

自己愛性人格障害の女性は誰かと恋愛関係になっていても、今の恋人よりもステータスが上の人を見つければアプローチしようとします。

その為に二股状態になるか、今まで付き合っていた恋人と簡単に別れてしまいます。それは結婚した後でも同じで、浮気性の傾向があると言えます。

自己愛性人格障害の女性と正常な恋愛関係を保ち続ける事は非常に難しく、恋愛関係というよりも主従関係といった形になってしまう傾向があり、耐え切れなくなった恋人から別れを切り出されるか、自己愛性人格障害の女性が他の男性に惹かれてしまう事で恋愛関係が終わってしまう事が多いです。