私が依存したのは自己愛性人格障害
私は30歳、女性、今は結婚しパートで働いているルイです。
20代前半にお付き合いしてた方が自己愛性人格障害者でした。初めて出会ったときは全く感じられず普通でしたので気付くこともなく、何度もデートや飲みに誘われ毎回お断りしていたんですが、私が当時働いていたお店にお客様として来られて、そこから親しくなりお付き合いするようになりました。
数ヶ月は何の変化もなく普通のお付き合いでしたが、私が友達と遊びに行くことを良く思わないところから始まり、意見を聞いてもらえなくなり、常に束縛し所有物化していき、暴力を振るったり、私が仲良くしている男友達にすごい剣幕で詰め寄ったりすることが多くなりました。
だんだんと私は「彼を怒らせた自分が悪いんだと」思うようになり、彼から離れることも嫌いになることができず、数年お付き合いしました。
しかし、彼も少し自覚はしているのか改善しようとしていましたが、それは私に対することだけで、同僚との付き合いは部下を完全に従わせ、自分と考えが違う方には従うまで追いつめていました。
私はさすがに変だと思い始めネットで調べ自己愛性人格障害にたどり着きました。
幼少時代両親が離婚していたりと当てはまることが多々ありましたが、私はその記事を見てもどうにかならないか、いま彼を助けないと彼がこの先どうなるのか不安でした。
私が取った行動は「別れることになっても、ありのままの彼をとことん愛する」、周りに彼を少し理解してもらう、私の言動も彼に理解できるように伝え方を変えました。
本当に苦痛で辛い時期、全て投げだして逃げたいときもありましたが、それでは意味がないと踏ん張りようやく光が見えてきました。そんなとき彼が「結婚したい」と言い出し、私は「いいよ」と答えましたが昔の記憶や思いが甦ってきたのか、それからまた悪化していき、私は堪えられず別れる決心をしましたが簡単にはいかず苦労しました。
そのときに私は彼に何が原因か伝え、これからも改善できるように行動してほしい、他の人のを良く考えてほしいと、そして私は引っ越しをして連絡も絶ちました。
今、私は別の方と結婚をして地元も離れていますが、たまたま彼と数年ぶりに会うことがあり近況を聞きました。
私が離れたことによって何かに気付いたようで「怒らない、他人の考えを尊重する、愛する」これを心掛けているようです。その後は会うことも連絡を取ることもないですが、以前よりは落ち着いてるように見えました。自己愛性人格障害だとしても幸せになれます。このような彼がいる女性のかた、無理しないでください、無理になったときは誰かに助けてもらってください。
スポンサーリンク
関連ページ
- 自己愛性人格障害になったしまった人生
- 貴方の辛さ…共感します
- 自己愛性人格障害の友人との付き合い
- 自己愛性人格障害には自覚と周囲の理解が必要!見捨てず存在を認めましょう
- 自己愛性人格障害という障害を知ること
- 工場のバイトをしながら起業を夢見ていた繊細な彼氏
- 自己愛性人格障害のせいで私の人生も壊れてしまいます
- 最初は魅力的だった彼。自己愛性人格障害の落とし穴
- 私達家族にだって傷付く心があるのに
- 大切なパートナーがモラハラかも?と思ったときの対処法
- 周囲の人間の精神をも蝕む
- 祖母の異常な行動、母との確執
- わたしの周りのジャイアンたち 〜自己愛性人格障害の困ったさん〜
- 自己愛性人格障害者との関わり方
- 自己愛性人格障害の人に振り回される
- 自己愛性人格障害の甥っ子を育てています
- 祖母から猫可愛がりされた兄は、自己性愛人格障害になっていた
- 自己愛性人格障害と人間関係
- 自己愛性人格障害の人に振り回された過去
- 昔あった体験
- 妻の自己愛性人格障害
- いいやつだと思っていた親友
- 自己愛性人格障害の姉
- 一人暮らしをしたほうがいい
- ひとつの個性として見れるかどうか
- 本当に難しい障害です
- なんでもないことで、急に機嫌が悪くなって爆発
- 助けを求めて拒否されたので、もう世の中を信用できなくなった
- 実妹の自己愛性人格障害に振り回されてこちらも精神疾患になりました
- 自己愛性パーソナリティ障害の自分と付き合う