自己愛性人格障害とアルバイト
自己愛性人格障害は周囲から見てもすぐにそれだとはわかりませんし、ほとんどの方が普通の生活をしています。アルバイトをすることもあるでしょう。
しかし、自己愛性人格障害の自分は特別だという意識は、アルバイトという、社会的な立場がないような属性になっているときに、問題になってしまうかもしれません。
ここでは、自己愛性人格障害の方がバイトをする場合について考えてみましょう。
自己愛性人格障害とアルバイト
特に学生時代であれば、自己愛性人格障害の方も気軽にアルバイトを始めたりするでしょう。学生がアルバイトをする場合、それが初めての社会経験になります。
色々な面で臨機応変には動けませんし、失敗もしてしまうでしょう。
そもそもアルバイトというのは、社員の方々よりも立場が下のように扱われます。ですから、失敗をしていたり、改善すべきことがあれば注意をされるのは当然です。
ですが、自己愛性人格障害の方は、これがなかなか我慢できないのです。人に何かを教わったり、注意されたりということを、とても嫌います。そのため、アルバイトが長く続かなかったり、続いていたとしても、周囲から遠巻きに接されているでしょう。
アルバイトが自己愛性人格障害だった場合
自己愛性人格障害の方は、自信満々で外面が良いという方もいますから、アルバイトの面接は意外とすんなりと受かるかもしれません。
しかし、一度一緒に働いてみると、口答えが多かったり、素直に言うことを聞かなかったり、悪口が多かったりと、色々と問題が起こります。そして、注意をすると逆ギレするようなこともあるでしょう。
こうなってしまうと、周囲も注意をするのが面倒になりますから、本人の行動を放置してしまいます。
ですが、本当に何らかの問題がある場合は、立場が上の方に相談をし、しかるべき対処をするべきなのではないでしょうか。
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