自己愛性人格障害と退職
自己愛性人格障害の人が職場で問題行動を起こしている場合、退職させたいと思う人は多いでしょう。ではどの様に対処するべきでしょうか。
まずは状況確認をする
自己愛性人格障害の人を退職させるには、まずは被害状況の確認が必要となります。
自己愛性人格障害の人によって何らかの被害を受けている人がどれだけ居るか、職場で仕事をする上でどの様な問題が発生しているかを誰かが中心となって把握する必要があります。
出来れば上司がまとめ役となるべきですが、上司が自己愛性人格障害の場合はリーダーシップを持っている人がまとめ役として動く必要があります。
上司か人事担当者に相談する
自己愛性人格障害の人が起こした問題と被害状況、仕事に関する損害の状況が把握出来たら、自己愛性人格障害の人の上司または会社の人事担当者に退職勧告を目標とした相談をする必要があります。
会社側としては職場の人間を簡単に退職させる事は出来ませんが、業務上の損害が発生していれば対応しなければいけません。
上手く行けばこの時点で自己愛性人格障害の人を退職させる事が出来ますが、場合によっては警告のみで終わってしまう可能性もあります。
退職させる事が出来なかった場合
自己愛性人格障害の人を退職させる事が出来なかった場合、職場内の人間で情報を共有して自己愛性人格障害の人の話を聞かない事、言っている事は嘘だと思う事、言いなりにならない事を徹底する必要があります。
特に職場に新入社員が入った場合は自己愛性人格障害の人のターゲットになる前に情報を伝えなければいけません。
職場内の全員で自己愛性人格障害の人が孤立する様な状況を作れば、居心地が悪くなったと感じて、自己愛性人格障害の人が自主的に退職する可能性があります。
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