自己愛性人格障害とネット依存
自己愛性人格障害の方というのは、何かに依存しがち、依存しやすいのですが、最近ではネット依存をするような方も増えてきています。
自己愛性人格障害の方はどのようにネット依存をするのでしょうか。ここでは、自己愛性人格障害のネット依存について考えてみましょう。
自己愛性人格障害とネット依存のパターン
ネット依存というと、オンラインゲームにハマって四六時中オンラインゲームをしているようなパターンが多いようです。
自己愛性人格障害の方も、ゲームが好きな方であれば、オンラインゲーム中毒になり、ひきこもってずっとゲームをしているようなことあります。
オンラインゲームの中では、キャラに自分を投影するようになるのですが、現実の社会に比べて自分の理想像のままで居られるということが依存を助長しているかもしれません。
オンラインゲームのほかにも、インターネット上の大型掲示板サイトなどにハマる方もいるようです。匿名性の高い掲示板だと、いくらでも人のことを批判したりバカにしたりできますし、嘘を言ってもバレません。
その気持ちよさにハマって、ネット依存となってしまいます。
ネット依存から抜け出すには
インターネットを娯楽の1つとして使うことには全く問題ありません。ですが、いつもネットを使って、現実の生活がままならないようでは大きな問題です。
自己愛性人格障害の方がそういった依存から抜け出すためには、自己愛性人格障害についても治療が必要でしょう。
しかし、ネット依存をしても生活ができる状況(家族が養える状況など)だと、なかなか本人はそれが問題だとは思えません。こういった場合には、家族が本人を病院に連れて行くしかないかもしれません。
自己愛性人格障害だけではなく、何かに対する依存というのも、なかなか治療が難しいものですが、治療はとても重要です。
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