自己愛性人格障害の結婚生活について
自己愛性人格障害を抱える人との結婚生活
付き合っている時に、結婚相手が自己愛性人格障害であったことを見抜けなかった人は少なくありません。
この障害は、自分を良く魅せること、特別な存在であるかのような振る舞いをすることで知られる障害であり、付き合っている時は、毎日素敵な身なりで迎えてくれることで魅かれていく人も少なくありません。長い期間付き合わないと本当の姿を表に出さない人もいます。本気で結婚したい相手に対してはとことん自分を飾って演出してくることでしょう。
しかし、本当に尊敬して結婚したら、実は特別な才能もなく、特別な家庭で育ったわけでもなければ、収入だって本人が付き合っていいた時に言っていた年収とはかけ離れたものであることも少なくありません。また、最悪な場合、外で見栄を張り続けた挙句は、借金があるなんてことだってあるのです。
自己愛性人格障害の人との生活
上記のように、借金までしている場合には結婚してすぐにでも離婚を考えたくもなるでしょう。騙されて結婚したのですから慰謝料までも戴きたいところでしょうが、収入が安定していな方や症状の悪化でその他の精神疾患を併発している場合等、すぐに離婚や慰謝料で解決を求めるのは難しいのが現実です。
夫婦だけの生活の場合はまだしも、子供がいる家庭であれば子供の養育費や学校のこと、教育環境の問題なども考えなければなりません。そのため、結婚生活を継続することも、離婚を選択することも慎重にならなければなりません。しかし、DVがある場合や、借金を繰り返す、著しい虚言癖、感情のコントロールができない等の場合、相談機関を利用し、適切な対処方法を考えていかなければなりません。
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