自己愛性人格障害の母親の特徴
自己愛性人格障害の人が母親になった場合、行動に特徴が現れます。子供は母親が持つ自己愛の被害者になってしまいます。
自己愛性人格障害の母親
自己愛性人格障害の母親は、自分が産んだ子供を「自分からお金と時間を奪う存在」と捉え「子供から対価を受け取る事は当然である」と考えます。
その為、子供が学校の成績が良くても褒められず、家事を手伝っても感謝する事はありません。子供が母親に尽くす事は当然の事だと思っています。
しかし「素晴らしい自分の子供も素晴らしいはずだ」とも思っている為、学校の成績が悪ければ教師に問題があると抗議するモンスターペアレントになってしまう場合もあります。
そして子供を自分の支配下に置いて、思い通りに操ろうとします。
特に子供が娘の場合、鏡に映った自分の様に同じ行動・同じ反応をする様に洗脳しようとします。
母親が娘を着せ替え人形の様に扱い、自分の好みの服装を押し付けて喜ぶという事もあります。
父親が子供に無関心であったり、母親の行動に口を出せない立場であれば、子供はより不幸な状態になってしまいます。
子供は母親の愛情を得る為に母親の欲求に何でも答え、母親に喜んでもらえる様に振舞いますが、自己愛性人格障害の母親は自分の事が一番大切であり、子供に愛情を傾ける事が出来ません。
その為、子供は「自分は価値の無い人間だ」と思い込んでしまいます。
それがきっかけでアダルトチルドレン等の人格障害を負ってしまう可能性があります。
母子家庭の場合、自己愛性人格障害の母親は恋人を探す事に夢中になり、恋人が出来れば子供よりも恋人を優先する為、子供を放置してしまいます。
他の家族のサポートが必要
母親から愛情を与えられず、それでも母親に認められようと献身的な行動を取る子供は、精神的虐待を受けている状態であると言えます。
その状態から子供を救い出すには、他の家族・親族の力が必要となります。
自己愛性人格障害の母親から受けた洗脳を解き、存在価値を認め、母親の代わりに愛情を与える必要があります。
特に父親の存在は子供に大きな影響を及ぼす為、父親は子供の為に行動を起こす必要があります。
スポンサーリンク