自己愛性人格障害の人からの被害の後遺症について
自己愛性人格障害者からの被害と後遺症
自己愛性人格障害の人から受けたいじめやいやがらせ等で自分自身が精神を病んでしまったという方は少なくありません。このような人々の中には後遺症に悩まされている方もいるのです。
後遺症とはどのようなものがあるのかというと、実際に職場や学校などの人間関係等で受けたいじめやトラブルがフラッシュバックしてしまい、あらゆる場面で支障をきたすことが起こりうります。
例えば、節目や転職などで環境が変わった場合に、新しい環境に適応することが困難さを伴うことがあります。それは、周囲の人たちとの人間関係が上手く築けるのかという点やいじめに遭うのではないかという不安が生じてしまうことがあり、人間関係に臆病になってしまいます。
後遺症の症状
後遺症の症状は様々ですが、酷い目に遭ったことで人と接することに恐怖心を抱いていることが多くみられますが、時間が経つとその症状が軽減される方と、時間が経ってもなかなか改善されない方に分かれてしまいます。
ストレスが原因で過食を繰り返している方や睡眠薬を使わずには眠れないという状態の方、うつ病を発症し、何度も再発を繰り返しているというような方もおられます。
モラハラやいじめ等によって自分の人生が変わってしまったという事実に怒りや苦しみ、悲しみを抱いており、自己愛性人格障害の当人を恨んでさえもいます。考えれば考える程に症状は悪化してしまいます。
このような被害に遭われた方々は、カウンセリングや精神療法を通し、自分の辛さを共感してもらう機会が必要です。また、人間関係に対する悪いイメージを変えるための行動療法も取り入れた治療も行われることが多いようです。
スポンサーリンク