自己愛性人格障害と境界性人格障害の共依存
自己愛性人格障害の男性と境界性人格障害の女性のカップルは共依存になりやすい組み合わせと言えます。
境界性人格障害の女性の特徴
境界性人格障害の女性は恋愛に依存し易く、常に恋人が居る状態を望んでいます。
心の根底にあるのは「見捨てられ不安」です。
周囲の人から見捨てられる事を恐れ、恋人が出来ると必死にしがみつきます。
また、恋人が自分を愛しているか試す為に何度もメールや電話で連絡をしてくる事や、自殺をほのめかす事があり、周囲の人間を振り回すという特徴があります。
自己愛性人格障害のパートナーが境界性人格障害の場合
自己愛性人格障害の人と境界性人格障害の人がカップルになると、自己愛性人格障害の人が暴言を吐いても暴力を振るっても、境界性人格障害の人は捨てられる事を恐れ、自己愛性人格障害の人に縋りつきます。
自己愛性人格障害の人にとっては簡単に自分の支配下に置く事が出来る為、恋人として最適なパートナーになります。
境界性人格障害の人も自己愛性人格障害の人が自分を必要としてくれていると感じ、喜んで支配下に入る為、共依存状態になります。
一見すると相性が良い関係の様に思われますが、この状態で結婚をして子供が産まれると、子供の人格形成に悪影響を及ぼしてしまいます。
お互いに人格障害を抱えたままである状態を良い方向に導くには、身近な人の存在が欠かせません。
どの様に接するか関わり方をよく考えなければいけませんが、両者共にカウンセリングによって症状を改善させる事が必要です。
まずはお互いの人格障害について自覚させ、治療を受ける事を勧めましょう。
そしてカウンセリングでの治療が終わったら、人格障害から抜け出した二人がどの様な人生を送るか見守る必要があります。
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