自己愛性人格障害の共依存と治療
自己愛性人格障害の人と恋愛関係になっていたり結婚している場合、共依存状態になっている可能性があります。その状況はお互いの為に良くは無く、治療が必要となります。
共依存状態で治療を受ける
自己愛性人格障害の人は恋人や妻(夫)を自分の支配下に置き、暴言や暴力によって思い通りにしようとしますが、その状態で「あの人には自分が必要だ」と思い込み、共依存状態になってしまう人は少なくありません。
その状態でもし子供が産まれた場合、子供へ悪い影響を与えてしまいます。
その為、二人共に治療が必要となります。
共依存の治療は病院の精神科(またはクリニックの心療内科等)で受ける事になります。
まずは病院の精神科で医師に相談し、カウンセリングを受けて治療を行います。
同時に自己愛性人格障害の治療も行い、お互いの精神状態を改善していく事が必要になります。
自己愛性人格障害と共依存の治療後
自己愛性人格障害と共依存の治療が終わったら、今後どの様に生きていくか話し合いましょう。
そのまま結婚をして、問題の無い家庭を築く事もありますが、場合によっては別れた方がお互いの為に良いという結論になる事もあります。
カウンセリングを受けて治療した事によって人間関係についての考え方が変わるからです。
もし別れる事になった場合、再び自己愛性人格障害の人と関係を持って共依存状態にならない様に気を付ける必要があります。
また、共依存の治療は短期間で終わる場合がありますが、自己愛性人格障害の治療は長期間かかる場合があります。
その為、治療が終わるまで見守るか、共依存状態から抜け出たらすぐに側を離れるか決断しなければいけません。
もし迷った場合、治療を担当してくれたカウンセラーに相談をすると良いでしょう。
お互いの為の道を客観的に判断してもらい、その上でどの様に生きるのか考えてみましょう。
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