自己愛性人格障害の共依存とカウンセリング
自己愛性人格障害の人と共依存である場合、病院でカウンセリングによる治療を受ける事になります。どの様な流れでカウンセリングは行われるのでしょうか。
カウンセリングの流れ
カウンセリングの方法は病院によって若干違いがありますが、大抵はカウンセラーと一対一の状態で行われます。
まずカウンセラーに今自分がどの様な状況にあるか、辛いと思っている事はあるか、今後どうしたいかを話す所から始めます。
カウンセラーはしっかりと話を聞いてくれるので、話したい事は全て話しましょう。
カウンセラーは話を聞いて、全てを受け入れてくれます。それだけで気分が良くなったと感じる人も居ます。
その後、カウンセラーが状況を整理し、「アセスメント」と呼ばれる病気の見立てを行います。
その後、どの様に治療していくかカウンセラーが方針を決めます。
ここまでが最初のカウンセリングで行われる内容です。
それ以後はカウンセラーが決めた方針にそって、認知の歪みを矯正して行きます。
カウンセラーは患者に対して強制的な指示をする事は無く、何か困った事があれば気軽に話をする事が出来る上にカウンセラーも全ての話を聞いてくれますので、安心して治療を受ける事が出来ます。
共依存になる人は回避依存症を抱えている場合が多く、「自分が幸せになる」という事を回避し、問題がある相手に惹かれてしまう傾向にあります。
自己愛性人格障害の人の恋人や妻(夫)である人は回避依存症を抱えている可能性が高いので、カウンセリングで治療を受けて自分の幸せを手に入れる様に考え方を変える必要があります。
カウンセリングを受け、共依存状態から抜け出したら、同じ状態に戻らない様に気をつけながら新しい人生を歩みましょう。
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