自己愛性人格障害の現実逃避
自己愛性人格障害の自信とは、本当の意味での自信ではなく、脆いものです。ですから、自分の理想とは異なる本当の自分の姿に直面すると、その現実を受け止めきれないのも、自己愛性人格障害の特徴です。
ここでは、自己愛性人格障害と現実逃避について掘り下げていきましょう。
自己愛性人格障害の人が現実逃避するとき
自己愛性人格障害の方は、自分が実はそんなに大した人間ではなく、ただの人なのであるという現実を認めることができません。例えば、称賛を受けるべきだと思っているときに、周囲が無反応だったり、逆にネガティブな反応を受けたりすると、その事実をなかったことにすることで、精神を保とうとします。つまり、現実逃避します。
何かをした時に自分の思うような結果が出なかった時や、異性にふられた時など、とにかく、理想とはかけ離れた自分像を見せつけられると、その現実から逃げ出して、場合によっては全く異なる理想的な記憶とすり替えたりします。
周囲にとっては、その記憶のすり替えは「嘘」のように見えるのですが、本人はそれが真実だと信じ込もうとしているので、嘘をついているという自覚はないでしょう。
現実逃避で精神は保てるのか
周囲の方にとっては少々迷惑な行動であっても、この現実逃避は、自己愛性人格障害の方が精神を保つために必要なことです。
しかし、なんども現実から逃げ続けていると、逃避をしていたとしても、自尊心が傷ついたという事実は自分の中には残っていますから、徐々に耐えきれなくなってきます。
現実逃避は、何の解決にもなっていないからです。
それを続けていると、うつ病になったり、ひきこもりになってしまったりという方もいます。こういった意味で、自己愛性人格障害の方は精神が脆いため、精神的な疾患を抱えてしまいやすいのです。
スポンサーリンク
関連ページ
- 特徴(恋人や家族など)
- 顔つきの特徴
- 特徴:嘘
- 被害妄想
- 女性の特徴
- 男性の特徴
- ターゲットにされる人されない人
- 謝らない?
- 演技性人格障害との違い
- 口癖
- 軽度
- 詐欺師に多い?
- タイプ
- 取り巻きがいる場合
- 能力
- 犯罪者になりやすいのか
- 併発しやすい病気・障害
- 魅力的なのか
- 子供
- 老人
- サイコパスとの違い
- パワハラ・モラハラ
- マザコンが多い?
- 自慢話が大好き
- 暴力
- 共依存
- 相性や恋愛
- 適職
- 洗脳
- 仕事との関係
- 記憶障害
- 前頭葉
- 嫌われ者
- タイプ・分類
- 被害者ぶる
- 人を切り捨てる
- 理解力
- 嫌がらせ
- 妄想
- 表情や立ち振る舞い
- 人の話を聞かない
- 生き方
- 依存
- 暴言
- 美人やイケメン
- 怒り方
- 言い訳
- なぜ偉そうなのか
- 空気が読めない?
- 逆恨み
- スケープゴートを作る
- 嫌がること
- 虚言癖
- 共感能力
- 負けず嫌い
- 逆切れ
- 謝れない人は病気?
- 行動パターン
- 外見・見た目
- 抑うつ型
- 脳内変換
- イライラやストレス
- エリート意識
- ごますり
- つきまとい
- ドタキャン傾向
- ネガティブ思考
- 人をバカにする
- プライド
- 他人のプライベートを探る
- プレゼントを渡す意味
- ペットへの扱い
- メールの仕方
- 豆腐のメンタルで打たれ弱い
- わざとらしい
- 悪口
- 違和感
- 飲み会
- 演技
- 外面のよさ
- 他人への甘え
- 距離感
- 愚痴
- 人を見下す
- 変わった言動
- 嫉妬
- 笑い方
- 真似をする
- 責任感
- 全能感
- 操作型
- 損得勘定
- 知能
- 粘着質?
- 偏食
- 母性
- 敵と味方の区別
- 友人関係の特徴
- 幼児性
- 理想化と脱価値化
- 裏切り
- 冷酷か
- 劣等感
- 露出
- 浪費
- 話が長いか
- 話が通じないのか
- 傲慢である
- 中学生
- 中年期の危機
- 病気を認めない
- 10代
- 20代
- 30代〜40代
- 50代〜60代
- ギョロ目か
- キレるときは
- クズなのか
- ナルシストか
- ファン活動に熱心になりやすい
- 自分のメリットにならないことには興味がない
- 主張は矛盾している
- 他人を利用する
- 迷惑をかけられるとき