自己愛性人格障害は人の話を聞かない
自己愛性人格障害の人は自分の話をする事は大好きですが、人の話を聞かないという特徴があります。
人の話は聞かずに自分の話をしたがる
自己愛性人格障害の人は他人の話には関心が無く、基本的に人の話を聞かないので、他人が話をしている時はイライラしながら自分の話をするタイミングを見計らいます。
また、他人の話の中に出てきたキーワードをきっかけに自分の話に転換しようとします。他人の話を遮ってでも自分の話をして注目されようとします。
自己愛性人格障害の人が話し始めると満足するまで話は止まりません。
すぐに話の腰を折り、一方的に話すので会話が成立しません。
しかし目上の人や気に入られたい人の話には大げさに相槌を打ったり、わざとらしいリアクションを取り、話を聞いている様な態度を見せます。
また、自分を褒める様な話や、逆に自分を否定する様な話には敏感に反応します。
人の話を聞くのは好きではありませんが、目下の人や年下の人、弱っている人の悩み相談に関わってアドバイスをする事は好きで、何かと世話を焼こうとします。頼られ感謝される事によって自分の価値が上がったと感じ、同時に相手よりも自分は優れているという事を確認する事が出来る為、非常に心地が良いからです。
「聞き上手」を装う
自己愛性人格障害の人の中には「自分は聞き上手である」と言い、相槌を大げさに打ちながら他人の話を聞いている人も居ますが、実際には他人の話には無関心であり頭には入っておらず、相槌を打ったタイミングで自分の話に切り替えます。切り替えた話の内容は直前に他人が話していた内容と全く関係が無い事が多く、上手く自分の話に切り替える事が出来れば満足するまで話し続けます。
注目されていないと不機嫌になる
飲み会等の大人数が集まる場では様々な会話が飛び交いますが、その中で上手く自分の話をして注目を浴びる事が出来ないと、自己愛性人格障害の人は急に不機嫌になります。
集団の中で誰の話も聞かずに無言で不機嫌になっている人は自己愛性人格障害である可能性があります。
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