自己愛性人格障害の人からの職場での被害

自己愛性人格障害の人からの職場での被害

自己愛性人格障害の人からの職場での被害について

自己愛性人格障害の人と同じ職場で働いていたら

職場では、厳しい上司や同僚が一人や二人居てもおかしくないのですが、自己愛性人格障害を持つ人は人口の1%いると言われており、あなたの職場にもおられるかもしれません。

 

道理が通っており、仕事ができて会社のために問題のない方とは違い、自分と相性が悪かったり、大人しくて静かなタイプだったり、新しく入って来た人をターゲットにし、いわゆる「モラルハラスメント(モラハラ)」を行う人には注意が必要です。自己愛性人格障害は、自分が一番であり、自分は特別な才能を持つ人間であると信じこんでおられるため、自分より下の人間を作っては侮辱することで自信をつけていく傾向があるようです。

 

また、自分のミスもターゲットになった人になすりつけ、自分は関係のないような態度を振る舞い、上司には媚を売るようなこともあります。本人はそれで満足かもしれませんが、ターゲットになってしまった方は、いじめを受けているのには変わりありませんから、良い思いはしません。それどころか、会社を退職することを選択することもあります。また、その中には、うつ病や不眠症のような症状を引き起こしてしまう人までおられます。

 

被害を受けてしまった時の対応

自己愛性人格障害者からの被害者に遭ってしまったら、一人で悩んではいけません。信頼できる同僚や上司に相談し、自分自身の心の悩みや不安を解消することが大切です。モラハラの被害に遭った人の中にはうつ病を発症してしまい、自殺を考える人さえおられます。自分自身が精神的に不安定にならないように対策を行うことが最も大切なことです。

 

万が一、モラハラのようなことを受けて眠れなくなったり、会社に行くことが苦痛になったり、精神的に病んでしまっているという自覚がある場合には医療機関に受診し相談することも検討する必要があります。

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